2017年度は私たちがトルコ共和国を訪れた。このときのテーマは「食×エーゲ海上でのサービス&アクティビティ」であった。昨年と同じく両国合わせて20名の参加者が4チームに分かれて作業を行った。

また、最終プレゼンテーションではボドルム商工会議所の方々にお越しいただき、英語で発表を行った。

昨年に引き続き、私はチームリーダーを務めた。昨年度の経験を活かせたので、英語でのディスカッションも問題なく進めることが出来た。2泊3日の船中泊でのオブザベーションは刺激的で、海上でのアクティビティについて実体験をもって提案につなげることが出来た。

オブザベーションで船内で自炊をした際に、船内の調理場は複数人で調理をするには狭く、机上のスペースも十分なものではないように感じた。そこで、料理と食事を楽しむことが旅の目的のひとつであると捉え、新しい異文化交流のできるキッチン空間をデザインしようと考えた。

エーゲ海で釣った魚をその場で自分たちで調理し、海上で食べることがこのワークショップの大きな特徴である。日本とトルコの伝統料理を互いに教え合いながら調理することで、ワークショップ参加者の間により強い絆が生まれることが期待できる。

日本とトルコ両国のマッチングをウェブ上で行い、1つのボートに同乗するところからワークショップは始まる。食事の時間になったら、自分たちで釣った魚や用意してある食材を使って語り合いながら料理をする。その際、付属のiPadでレシピを確認することもできるので料理が不得意な方でも楽しめる。食事が出来上がったら、小型ボートに乗り込みキッチンから料理をサーブしてもらうことで、エーゲ海上で絶景を楽しみながら食事をとることができる。

MAIというのがトルコ語で青という意味でそこに日本の船の名前によくある〇〇丸からとってMAI-MARU CRUISINGというサービス名になった。漢字の「青」に船を正面から見た図のイメージを持たせ、丸で囲むことで家紋のような印象を強めた。

Nexaをベースに、ゆるやかな印象を持たせるために一部の文字に大きめのアールを施した。

キッチンにはレシピが分かるタブレットがあり、そのインターフェースも検討した。レシピサイト自体の運営は委託し、MAI-MARU CRUISINGでの専用ページや材料から検索する要素を取り入れた。

制作期間:2017.09.04 - 14 (学部3年 夏季休暇)

ジャンル:選抜参加企画

担当:チームリーダー、サービス、グラフィック、UIデザイン

開催場所:イズミル経済大学、ボドルム

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